
結婚や就労で韓国に入国したベトナム人らが外国人専用クラブで麻薬パーティーを開いていたとして警察に摘発された。逮捕者の中には不法滞在者も含まれている。
韓国のメディアnews1などによると、忠清南道(チュンチョンナムド)警察庁は8日、麻薬類管理法違反の疑いでベトナム国籍の26歳の男2人を逮捕し、一緒に麻薬を使用したベトナム人14人を在宅起訴した。
逮捕された2人は2024年12月から最近まで、歓楽街のクラブなどで外国人に対し、MDMA(エクスタシー)やケタミンを販売していたとされる。
警察は牙山市(アサンシ)で麻薬使用が横行しているとの情報をつかみ、現場で2人を逮捕。所持していたエクスタシー435錠とケタミン30グラム(計4350万ウォン=約470万円相当)を押収した。
うち1人が最近、京畿道(キョンギド)内の外国人専用クラブで麻薬パーティーを開いていたことが判明。その場にいた14人も摘発された。
摘発された14人のうち8人は結婚移民ビザまたは就労ビザなどで合法的に入国、滞在していた。一方、6人は不法滞在者で、大田(テジョン)出入国管理事務所に引き渡された。
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