ソウル市城東区(ソンドング)のソウル森公園に18日夜、ドローンの光で作られたクジラなどが出現した。国際環境保護団体グリーンピースが海洋保護を呼びかけて開催したショーで、数百台のドローンが夜空を彩った。
ドローンショーでは波とともに魚、クジラ、ウミガメ、エイなど海の動物が泳ぐ場面が演出された。平和に泳いでいた海の動物たちが1匹、2匹と消え、絶滅の危機に瀕していく状況が表現された。ドローンショーの最後には「SAVE THE OCEAN」(海を守ろう)というメッセージも登場した。
今回のドローンショーは、海と海洋生物を守るため、2030年までに公海の30%を保護区域に指定しようという「30×30キャンペーン」の一環。
この日、クジラに対する関心を高めた人気ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の最終回が放映された。ドラマの主人公ウ・ヨンウはクジラに対して格別の愛情を寄せるキャラクターで、事件の解決方法を考えるたびに頭の中でクジラが泳ぐ場面が繰り広げられた。
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