2024 年 12月 22日 (日)
ホーム経済流通ウサギ年の旧正月、韓国の贈り物トレンドは「環境にやさしい」

ウサギ年の旧正月、韓国の贈り物トレンドは「環境にやさしい」

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韓国で流通業界が旧正月(今月22日)の贈り物包装材のトレンドを一変させた。プラスチックを使った高級包装材の代わりに紙・サトウキビで作った環境にやさしい包装材を大挙導入した。

旧正月の贈り物トレンドは「環境にやさしい」の一点に集約される。価値消費の拡散に伴い不要な包装材はなくすなどESG(環境・社会・支配構造)経営の一環として環境にやさしいというトレンドに一斉に足並みをそろえた。

高価な贈り物を扱う百貨店業界は、今回の旧正月を控え、華やかなパッケージの代わりに環境を考慮したエコ包装材に力を入れている。

昨年の旧正月から環境にやさしい包装材を始めたロッテ百貨店は、今回の旧正月ナッツギフトセットにも紙パルプを使用し、副資材の使用を最小限に抑えた。また「保冷バッグ回収」プロモーションを鮮魚ギフトセットにまで拡大する。畜産と水産ギフトセットを入れるエコ保冷バッグも拡大導入する。

新世界百貨店も韓牛・果物などギフトセット全体の85%を再利用できる環境にやさしいギフトセットとして発売する。昨年と同様に全店舗で、紙で作った果物かごを使用する。廃ペットボトルをリサイクルしたエコ保冷バッグも、従来の75%から全商品に拡大する。

現代百貨店はギフトセット包装材を紙に変えた「環境にやさしいペーパーパッケージ」果物ギフトセットを2万5000セット発売し、環境にやさしい動きに協調する。これは2020年の旧正月に比べて2倍以上増やした数値で、旧正月の果物ギフトセット全体の半分を越える。また、廃プラスチックをリサイクルして作った「環境にやさしい保冷バッグ」など、環境にやさしい包装材も増やしていく。

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