2024 年 11月 28日 (木)
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インフレで揺れる株式市場 運送・ユーティリティーは笑った

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韓国の証券市場では今月、米国の緊縮の動きやウクライナ危機によるグローバルインフレ(物価上昇)への懸念の中で、運送関連株やユーティリティー株が善戦した。

相次ぐ金利引き上げで金融株など景気防御株がしばらく注目されたが、経済活動再開への期待感が回復し、景気敏感株が上昇の勢いを見せている。

韓国取引所が27日発表したところによると、2月のKRX業種指数17のうち、KRX運送指数の上昇率が最も高かった。

海運、航空、宅配など10銘柄で構成されたKRX運送指数は、先月末の1048.32から25日の終値で1171.37に11.7%上昇した。同期間、総合株価指数(コスピ)が0.5%下落したことと対照的だ。

指数構成銘柄が軒並み上昇した。指数時価総額の割合が3分の1を占めるHMMは、今月だけで36.5%も上昇した。パンオーシャン(28.8%)、済州航空(38.4%)、ジンエア(95.8%)、SKレンタカー(11.4%)なども上昇幅が大きかった。

経済活動の周期による影響を直接受ける運送関連株は、最近、リオープニング(経済活動再開)の動きと供給網の不安解消への期待感から株価上昇の勢いを見せている。昨年から始まった海上運賃費の上昇などで実績の改善傾向も明らかだ。

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