2025 年 12月 8日 (月)
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アルコール依存症・妻の酒と暴力に耐えた20年…韓国・夫の苦悩&離婚&慰謝料の結末

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アルコール依存症の妻から度重なる暴力を受け、その慰謝料を受け取っていた夫が24日の韓国YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で、離婚する際に追加で慰謝料を請求できるか尋ねた。

男性はワイン同好会で妻と出会い、結婚して20年になる。交際当時、妻はワインの味や香りを楽しむ程度で、過度の飲酒はなかった。しかし、結婚後に飲酒習慣が変化し、アルコール依存症に。酔うと暴言を吐いたり、物を投げたり、時には子どもを殴ることさえあった。

男性が耐えかねて離婚を切り出すと、妻は「絶対にいやだ。望むことは何でも聞く」と謝罪した。そこで男性は酒を飲んで暴力を振るった慰謝料として5000万ウォン(約550万円)を受け取り、今後酒を飲んで暴力を振るったら追加で5000万ウォン払うという合意書を交わした。

しかし、妻は変わらなかった。騒ぎを起こし、警察ざたになったこともあった。結局、合意書に基づいて男性は計1億ウォン(約1100万円)を受け取った。そして「金で苦痛や心の傷は回復されない」として離婚訴訟を決意した。

妻は「離婚は認めないし、1億ウォンを支払ったので追加の慰謝料は支払えない」と主張している。

出演した弁護士は「妻が離婚を拒否してもアルコール依存症に近い飲酒と暴力が繰り返されているため、婚姻関係を維持するのが困難な重大な理由に該当し、離婚は認められる可能性が高い」と説明した。

慰謝料については「男性が受け取った1億ウォンは広義の慰謝料と見なすことができる」と指摘。「その後、妻の飲酒暴力がないなら追加請求しても認められるのは難しいが、飲酒暴力が続いているなら請求は可能だ」とアドバイスした。

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