
アイスクリームを万引きしたとして、小学生の顔をモザイク処理した写真を店舗に掲示した無人店舗の店主が、韓国の裁判所で有罪判決を受けた。
控訴審の仁川(インチョン)地裁は2日、児童福祉法上の児童虐待と名誉毀損の罪で起訴された店主(46)に対し、1審の無罪を破棄し、罰金200万ウォン(約21万5000円)を言い渡した。
事件は2023年4月、仁川市内の無人店舗で起きた。小学生(当時8歳)がアイスクリーム1個を会計せずに持ち出したとして、店主は防犯カメラ映像のキャプチャー画像をモザイク処理して店内に掲示。「良心ある文化人になりましょう」との文言を添えた。
これを見た客から声をかけられた小学生が親に伝え、両親は店主と話し合った末、5月4日に代金を支払った。だが、店主は7月から9月にかけて同じ写真を店内に掲示し続けた。
裁判所は「被害児童が受けた精神的ショックや名誉毀損の程度に照らせば、被告の責任は軽視できない」と指摘。店主が自己の正当性のみを主張し、児童の傷に向き合っていない点を非難した。
警察は小学生が刑事未成年であることを理由に立件を見送っている。
(c)MONEYTODAY