
無人店舗できちんと代金を払った小学生を万引きと誤認し、店主が子どもの顔写真を店舗に張り出す事件が韓国で起きた。小学生の母親が、店主を名誉毀損で告訴した。
仁川(インチョン)西部警察署によると、小学生は9月11日、塾の後、仁川市内の無人店舗に立ち寄ってアイスクリームを購入。代金800ウォン(約85円)を銀行口座に送金した。
10月1日、この店舗を訪れた小学生は驚いた。なんと自分の顔と横顔が写った防犯カメラのキャプチャ画像2枚が店内に貼られ、「この人物ご本人またはご存じの方はご連絡ください」と書かれていたのだ。
店主は、他の客から「小学生が支払いをいなかったようだ」と聞かされ、防犯カメラ映像を確認。支払いの場面が映っておらず、無断で持ち去ったものと誤解したと説明している。
保護者からの連絡で、店主は口座の入金履歴を確認し、翌日掲示を撤去したという。
しかし保護者は「店主の軽率な行動で息子が大きな傷を負った」として警察に告訴した。警察は既に保護者から事情を聴き、今後店主を調べる方針。
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