韓国・釜山(プサン)の海鮮料理店が団体予約の無断キャンセルで約270万ウォン(約30万円)の損害を受けた。JTBC「事件班長」が2日に取り上げた。
被害を訴えたのは経営者の義父。それによると、10月9日に初老の男性が来店し、11月9日に小学校の同窓会を開くと言って約80人分の予約をした。
店の1階を貸し切りにすることになり、店側は3日前にも連絡を取るなど確認を怠らなかった。その際、客側は予約が90人ほどに増えるかもしれないと伝えていた。
ところが、予約当日、その団体は現れなかった。電話すると予約した初老の男性は「別の海鮮料理店と混同していた」と説明。相談段階だったので予約は成立していないと抗弁した。
また、予約金を払っていないことを「正式な予約ではない」と主張する根拠に挙げた。
一方、店側は男性から聞いた日時や人数を具体的に記録しており、予約は確定していたと反論している。
この店と混同された別の店舗は店名も場所も全く異なる。店側は業務妨害容疑で男性を告訴する方針。男性は「補償は自分が決めることではない」と述べている。
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