
韓国・釜山(プサン)のフランチャイズ系ハンバーガー店で、従業員がごみに触れた手袋を外さずそのまま調理を続ける様子が撮影された。JTBCの番組「事件班長」が9月28日に伝えた。
それによると、19日に店を訪れた客は、自分が注文したハンバーガーがなかなか出てこないためオープンキッチンを眺めていた。
すると、青い手袋をはめた従業員が調理途中でごみ箱から袋を取り出して片付けた後、同じ手袋でパティを挟んでハンバーガーを完成させた。
「ごみに触った手袋でハンバーガーを作っただろう」と問いただすと、従業員は「特別な手袋だから大丈夫だ」と答えたという。
その後、店長を呼ぶと「不法撮影ではないのか」と問題をすり替えた。動画を見せられた店長は「新しく作り直せばいいのか」と言うだけで謝罪はなく、客からの指摘でようやく謝罪した。
客はフランチャイズの本社に通報したが、「申し訳ない」という形式的な謝罪しかなかったので、市の衛生課に通報したという。
ネット上では「自分の手を守るために手袋をしているようだ」「結局面倒だから絶対に外さない」「素手の方がむしろまし。手が汚れれば洗うが手袋だと洗わない」など批判の声が相次いでいる。
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