「ネゴワン」は韓国で話題のYouTubeコンテンツ。大企業の社長(=王)を相手に消費者の不満を直接ぶつける企画。「ネゴワン」は英語の「Negotiation(ネゴシエーション=交渉)」と韓国語の「王(ワン)」を組み合わせた造語。
この「ネゴワン」で今年4月28日、「ブランドバッグ、時計から衣類まで価格を塗り替えた」という映像を公開した際、オンラインブランド品プラットフォーム「BALAAN(バラン)」の職員が司会者を侮辱するような発言をし、その場面が編集されずに露出してしまった。またBALAAN側が「17%割引のイベントをする」と広報したのに対し、視聴者から「価格を引き上げた後に割引している」などの指摘が相次ぎ、公正取引委員会が電子商取引法違反などの疑いでBALAANに調査官を送る事態になった。
こうした問題を受け、「ネゴワン」の製作サイドは6月9日にアップした14回目の放送で謝罪に追い込まれた。
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