韓国のファッション業界が最近、MZ世代顧客とのコミュニケーションを増やすため、オリジナルコンテンツ、ユーチューブなどオンラインチャンネルの強化に取り組んでいる。同時にオフライン売り場を拡大し、MZ世代との接点を増やしている。オン・オフラインのツートラック戦略を駆使し、MZ世代を積極的に攻略する方針だ。
オンラインファッションプラットフォーム「ムシンサ」は自社ユーチューブチャンネル「ムシンサTV」で新規コンテンツ「ムシンサFM4U」を公開している。毎日出勤ルックに悩む会社員らに対するファッション相談をコンセプトに掲げ、ファッションアイテムをテーマに視聴者の話を紹介する形でコンテンツを作成している。俳優イ・イギョンがメインDJとして出演し、毎回新たなゲストが登場し、ファッショントレンドを語っている。
ムシンサTVは現在、チャンネル登録者が24万人余りに達し、ファッションなど多様なコンテンツでMZ世代人気を集めている。
ファッション企業LFも今年、ユーチューブチャンネル「LFと遊ぼう」を開設した。ファッション情報から社員の日常を盛り込んだブイログ、ホットプレイス情報など独自コンテンツを提供する。一般会社員はもちろん、MZ世代のチャンネル登録者が増えている。
サムスン物産ファッション部門、現代百貨店グループファッション系列会社のハンサム(Handsome)も数年間、ユーチューブチャンネルを運営している。
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