まさに蒸し暑さだ。韓国気象庁によると、週末の間、熱帯夜が猛威を振るう見通しだ。
韓国で全国261カ所の海水浴場がオープンした。多様なアクティビティが楽しめ、夜景まで美しい全国の海水浴場5カ所を選んでみた。
◇広安里海水浴場
釜山といえば「海雲台(ヘウンデ)海水浴場」だが、夜には「広安里(クァンアンリ)海水浴場」の競争力が高まる。周辺に高級ホテルが立ち並ぶ海雲台海水浴場に家族連れの旅行客が集まるなら、広安里には若者がいっぱいだ。
釜山市水営(スヨン)区は広安里に若い世代を集めるため、海水浴場の開場期間中、週末に夜間に2時間、近くの道路の車両を統制し、各種公演を開催している。特に先月から毎週土曜日午後8時と10時に開かれるドローンショーが人気だ。
広安里は海雲台に近い。釜山を思う存分楽しむためには「ヨットツアー」もよい。海雲台「THE BAY 101」に行けばマリンシティ、APECナル公園、広安大橋を回るコースが楽しめる。夕方の時間帯にヨットに乗れば、釜山の美しい夜景が楽しめる。
◇江陵の海辺で楽しむクラフトビール
江原道江陵の鏡浦(キョンポ)海水浴場は、開場に合わせて10日まで江陵ビーチビアフェスティバルを開催。美しい江陵の海面で、全国15の地ビールが楽しめる。
18日にはロックフェスティバルが予定されている。
今月末からは夜間入水も楽しめる。22日から来月7日まで、午前9時~午後6時の入水時間を午後9時までに延長する。
◇済州で最も広い砂浜「表善海水浴場」
済州で最も広い砂浜を持つ表善(ピョソン)海水浴場は今年、さまざまなイベントを準備している。
21~23日には表善ウインドオーケストラが主催する「第2回済州表善ミュージックフェスティバル」が開かれる。30~31日には「第27回表善海辺白い砂祭り」が開催される。8月には西帰浦フェスティバルが開かれる。
◇首都圏から近い大川海水浴場
西海岸高速道路に乗って忠清南道(チュンチョンナムド)保寧(ポリョン)の大川(テチョン)ICに抜けると7~8分で大川海水浴場に到着する。韓国最大規模の海水浴場で、海辺の長さ3.5キロ、幅100メートルの巨大な砂浜が壮観だ。
大川海水浴場の砂は東洋で唯一の貝殻墳で、貝殻が長い歳月を経て細かく砕け、変貌した。緩やかな傾斜に波も穏やかで、老若男女誰もが安全に海水浴を楽しむことができる。
16日から来月15日までは「保寧マッドフェスティバル」が開かれる。体験ゾーンや海辺の舞台公演など計38のプログラムが準備されている。
◇サーフィンして、夜のスペースワークを楽しもう
慶尚北道(キョンサンプクド)浦項(ポハン)は全国3大サーフィンの聖地の一つ。
近隣の国内初・最大体験型造形物「スペースウォーク」は昨年11月開場以後、累積観光客が60万人を越えたホットプレイスだ。「まるで宇宙を歩く気分になる」ということで「スペースワーク」と名付けられた。
長さ333メートルに達する鉄製トラックが高さ57メートルまで跳ね上がった。夜空を彩った照明は、鉄と光の都市・浦項を象徴する。夜には浦項製鉄所の華やかな夜景が鑑賞できる。
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