
86歳の最高齢合格者を含むソウル市の22人の高齢者が「ペットシッター(反応動物管理士)」資格を取得し、話題になっている。
このペットシッター養成講座は、急速に成長するペット産業に合わせて高齢者に職業教育と新たな雇用機会を提供することを目的として、韓国の公益法人・大韓老人会ソウル市連合会が主催し、大韓獣医師会やペット医療テック企業アイエムディティの協力のもと運営されている。
今回で第3期となる講座は、2025年10月27日から11月26日までの約1カ月間にわたり実施され、理論と実技を組み合わせた体系的なカリキュラムで構成された。22人の受講生全員が資格試験に合格したのは今回が初めてで、特に86歳の参加者の合格が大きな話題を呼んでいる。
講義には、SNC動物メディカルセンターのチェ・ジュンヨン院長が直接登壇し、獣医学の専門知識をベースに、ペットの健康管理・行動矯正・応急処置など、ペットシッターとして必要な知識を丁寧に教え、高齢者たちの高い関心と理解を引き出した。
実技教育は、京畿道にある韓国最大規模のペット複合文化施設「京畿伴侶マル」で実施され、犬と触れ合いながら散歩トレーニングや衛生管理を体験し、実践的なスキルを磨いた。
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