韓国人の日常的な休息満足度は平均6.5点であることが、統計庁の「韓国の社会動向2022」資料でわかった。休息満足度は「全く満足できていない」が0点、「非常に満足している」を10点として評価するもの。性別では男性6.6点、女性6.5点と似たような数字になっている。
同じ質問で「すでに十分によく休んでいる」という回答は男性20.8%、女性26.5%にとどまっている。言い換えれば、韓国人の10人に7人程度が「あまり休めていない」と考えていることになる。
あまり休めない理由としては、男女とも大半が「経済的負担」「時間不足」としている。このほか「あまり休んだことがない」「休むことに対する否定的認識」「一緒に休める人がいない」「健康上の理由」「休める施設が不足している」などを挙げた。
報告書は、回答者の中に「休息危険群」が12.7%、「休息危険警戒群」が17.6%、それぞれ含まれていると指摘している。
国連の2022年の「世界幸福報告書」によると、韓国の幸福指数はこの3年を平均して5.94点(0~10点)と、中間値の6点に及ばず、世界で59位。日本(54位)より低い数字になっている。
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