
さまざまな感染症を正確に、20分で確認可能な次世代遺伝子診断技術が開発された。
韓国・光州科学技術院(GIST)は30日、キム・ミンゴン化学科教授の研究チームが、さまざまな疾患の標的遺伝子を柔軟に設計・検出できる次世代遺伝子診断技術を提示したと明らかにした。
メガ・ニュース(MEGA News)のパク・ヒボム記者の取材に対し、キム・ミンゴン化学科教授は「今後、がん診断などへの活用を計画している。陽性を陽性と判別する感度は遺伝子増幅検査(PCR)レベルで、陰性を陰性と判別する特異度は従来よりもさらに正確だ。今後、この技術をがん診断などに適用して研究を引き続き進めていく」と語った。
研究チームは「診断が必要な『ターゲット遺伝子』を対象に、オーダーメード型の診断方法を設計できるため、感染症・がん・遺伝病など多様な疾患の診断に活用可能だ」と付け加えた。
現在、標準的な診断方法として使われているPCRは、高い正確度(一般的に99.99%)と感度を示すが、時間がかかり、専門的な装置と人材が必要だという限界がある。
こうした限界を補うため、疾病に関連する特定の遺伝子を標的とする「遺伝子はさみ(CRISPR)」と、一定の温度で遺伝子を速く大量に複製する「等温増幅技術」を組み合わせた「単一反応診断法」が注目されている。しかし、この技術は遺伝子を見つけて信号を出す反応速度が異なり、制御も難しいため、遺伝子ごとに最適条件を見つけにくい。
研究チームは、遺伝子はさみ技術を制御して疾患の有無を診断する「ターゲット遺伝子」を汎用的に検出できる新たなアプローチで、この問題を解決した。長さの短い「遺伝子断片(オリゴ・oligo)」を導入し、遺伝子を切断して信号を出す過程の速度を独立的に制御できるようにした。
キム・ミンゴン教授は「実際の患者から採取した検体120件にこれを適用した結果、約20分以内に感染の有無を判読した。定量PCRに近いレベルの正確度と感度を示し、従来に比べて迅速でありながら信頼度の高い診断が可能であることを確認した。臨床適用の可能性も立証した」と説明した。
キム教授はまた「特定の病気に限定されず、さまざまな遺伝子標的に汎用的に適用できる。がん・遺伝性疾患など多様な分野へ拡張適用できることが期待される」と明らかにした。
(c)KOREA WAVE