韓国ネット大手ネイバーが大規模インフラ投資なしでも配送時間を短縮する「ネイバー到着保障(N到着保障)」ソリューションを公開した。アマゾンやクーパンのように全国に物流センターを建てたり宅配ドライバーを雇用したりせず、フルフィルメントパートナーを連結し、物流の効率性を最大化する方法で昨年スタートした「ネイバーフルフィルメントアライアンス(NFA)」が初めて結実した。
ネイバーは今月3日、ソウル市江南(カンナム)区COEXで開かれた「ブランドパートナーズデー」で70社余りのブランド会社に「ネイバー到着保障」ソリューションを紹介し、eコマース「アライアンスモデル」のメリットを強調した。
「配送時間保障」は▽注文データ▽物流会社在庫▽宅配会社配送――など様々なデータを連結し、使用者には正確な到着日を知らせる。販売者には販売から物流まで一連の全過程データを確保できるよう支援するソリューションだ。
ネイバープラットフォームが販売者とフルフィルメント会社、宅配会社、消費者まで一度に連結して予測可能性を高め、配送時間も短縮するモデルだ。ソリューションが適用された商品には「N到着保障」バッジが付く。
品物の到着が遅れると、消費者に補償もする。補償費用は販売者ではなくネイバーが支払う。ネイバーフォレストCICのイ・ユンスク代表は「補償額は確定しておらず具体的な返事は難しいが、ネイバーペイポイントなどユーザーに最も良い方案を模索している」と話した。
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