“ショッピング大乱”が発生したイタリア高級ブランド「グッチ(GUCCI)」。一例として、GGマーモント・マトラッセ・ミニバッグの場合、定価は148万ウォンだが、GSショップでブランド大祭典のクーポンやカード割引の適用を受けた場合、11.4%割引の131万1000ウォンで購入できる。オフィディアGGミニバッグは定価108万ウォンだが、10万ウォンのクーポンにカード割引を加え、17.6%割引された89万ウォンに値下がりすることになった。
特に、今回の祭典は新年初めにエルメスやロレックス、シャネル、ディオールなど、海外ブランドが軒並み値上げを繰り返すなか、異例の高い割引率で目を引いた。ただ、イベント費用はGSリテールやカード会社が負担したもので、グッチコリアが公式割引を実施したわけではない。
GSリテール関係者は次のように説明している。
「先週実施したブランド大祭展イベントにグッチコリアの公式商品が含まれたもので、プロモーションクーポンの費用はGSリテール側が負担した。グッチだけでなく今年、他の高級ブランドも相次いで値上げが予想されるため、割引イベントを実施した」
ブランド品オンラインプラットフォーム「トレンビ(Trenbe)」は昨年8~10月の販売データを分析し、「2021ブランド品階級図」を発表した。
最上位のブランド品としてエルメスが位置し、続いてシャネルやルイヴィトン、ゴヤールが最高級レベルに分類された。次のクラスにはディオール、フェンディ、ボッテガヴェネタ、セリーヌが選ばれた。グッチはプラダ、サンローラン、バーバリー、ロエーベとともに4等級の「プレミアム」レベルに分類された。
階級図によると、韓国の消費者はエルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン、ゴヤールのような「メイド・イン・フランス」のブランド品を「最上位」と認識する傾向があらわれた。グッチのようなイタリアブランドはより大衆的なブランド品と考えられている。
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