
米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)シリーズ「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」が世界的に大ヒットし、キムパプやラーメンなどKフード業界が大きな恩恵を受けている。
業界によると、「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」は公開から12週間で累計視聴回数2億9000万回を突破し、「イカゲーム」を超えるNetflix史上最高記録を達成した。
劇中で主人公のK-POPアイドル「ルミ」「ミラ」「ジョイ」が自然にキムパプやカップラーメンを食べるシーンが登場し、海外消費者の関心が急上昇。実際にコンビニでは外国人観光客の購入が急増している。
コンビニCUによると7~8月、海外決済件数は前年比185%増加。キムパプの売り上げは231%増と、全体の成長率(29%)を大きく上回った。ラーメン(+99%)、スナック(+53%)、キムチ(+38%)なども好調だった。観光客の多い店舗では、即席ラーメンやフライドチキン、焼き芋など「Kカルチャー型」商品が人気を集めた。
GS25が「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」とコラボした商品は、予約販売開始1日で7000個(約4000万ウォン)完売し、アプリの人気検索1位に。セブンイレブンやイーマート24でもキムパプやカップラーメンの売り上げが大幅に伸びた。
食品業界も同様に恩恵を受けている。農心は劇中に登場したラーメンやスナックをモチーフにNetflixとコラボ製品を発売し、MZ世代を中心に好評を得ている。これにより農心ホールディングスの株価は21年ぶりにストップ高を記録し、7年ぶりの高値を更新した。
(c)news1