
韓国のファストフードチェーン「ロッテリア」が米国市場に本格参入した。8月14日の開店初日から現地客の関心を集め、午前5時から並ぶ客も出るほどの盛況ぶりだった。
直営1号店は14日(現地時間)、米カリフォルニア州オレンジ郡フラートン市で開店した。敷地約65坪規模で、ドライブスルー形式を採用。周辺はショッピングモールや住宅街が広がり、外食チェーンが集まる立地条件に加え、韓人居住者も増加している点を考慮してフラートンを選んだという。
メニューはロッテリアを代表する「リア・プルコギバーガー」「リア・エビバーガー」「ビビンライスバーガー」など5種類のバーガーと6種類のサイドメニューで構成。韓国らしさを打ち出し、現地客に“Kバーガー”をアピールしている。
開店当日は早朝から客が押し寄せた。開業前に実施された3日間の試験営業でも、毎日平均500人が訪れる盛況となった。
ロッテGRSは現在、ベトナム・ミャンマー・ラオス・モンゴルなど東南アジア4カ国で約320店舗を運営。今月5日にはマレーシアのパートナー企業とも契約を結んだ。担当者は「米国直営1号店の成果を踏まえ、今後さらに海外事業を拡大していく」と話した。
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