ソウルの警察当局者は28日、担当記者団の定例懇談会で、民主労総全国宅配労組(宅配労組)CJ大韓通運本部の本社ビル占拠について、労組関係者25人に出席を通知した。
宅配労組は、CJ大韓通運が社会的合意をきちんと履行していないとして、昨年12月末からスト闘争を続けている。会社側との意見の隔たりを狭められず、今月10日にはCJ大韓通運本社を占拠し、無期限の座り込みに突入した。
CJ大韓通運によると、当時、組合員200人余りが本社を占拠する過程で、職員20人が負傷し、ロビーのガラスドアが割れるなどの衝突が起きた。警察当局は今回の事件に関与した労組関係者の出頭を求めている。
宅配労組は今月21日、本社3階での立てこもりは解除し、1階ロビーや建物前での行動を続けている。
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