
韓国を代表するグローバルIPであるBTSのフルメンバー復帰により、最大7兆ウォン(約7700億円)規模の経済効果が見込まれている。いわゆる「BTSノミクス」が再び動き出した形だ。
21日にソウル光化門広場で開かれる復帰公演には、世界190カ国からファンが集まる見通しで、約20万人の外国人観光客が韓国を訪れると推計されている。
観光業界の分析によると、今回の公演1回あたりの経済効果は最大1兆2000億ウォン(約1320億円)に達する可能性がある。直接消費だけで約2500億ウォン(約275億円)、これに伴う生産誘発効果は約4700億ウォン(約517億円)、新規雇用も3000人規模に及ぶと試算されている。
さらに、今回の公演は動画配信サービスで世界同時中継され、数百万人規模の視聴が見込まれる。専門家は、映像を通じて韓国訪問を人生の目標とする動機付けが生まれるとし、数値化しにくいブランド価値の上昇効果はさらに大きいと指摘する。
アルバム販売や関連グッズも好調だ。5枚目のアルバム「アリラン」は発売前から高い関心を集め、免税店や専門店では関連商品の売り上げが急増している。特に欧州など新たな地域からの観光客による消費拡大が特徴となっている。
こうした動きは企業価値にも直結する。所属事務所HYBEの売り上げは2026年に4兆ウォン(約4400億円)規模に達するとの予測もあり、営業利益は前年比で大幅な増加が見込まれる。大規模なワールドツアーも予定され、400万人以上の動員が期待されている。
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