
韓国人気グループBTS(防弾少年団)が3月にソウル・光化門でフルメンバーで復帰するとの観測が浮上し、真偽が明らかでない段階にもかかわらず、ソウル中心部のホテル業界が早くも緊張状態に入っている。
所属事務所ハイブ(HYBE)が景福宮・光化門一帯での会場使用を申請したとの情報を受け、周辺の高級ホテルでは3月下旬の週末を中心に客室がほぼ満室となった。業界の関心は、今後、比較的空きのある中価格帯ホテルやモーテルに予約が集中し、価格高騰が起きるかどうかに移っている。
ホテル業界によると、行事会場に近いフォーシーズンズ・ホテル・ソウルやロッテホテル・ソウルなど主要5つ星ホテルでは、BTS関連の噂が広まる以前から、3月末の週末予約がすでに埋まっていたという。
ロッテホテル・ソウルの関係者は「3月末は例年、春の観光客やビジネス需要が重なる繁忙期で、本館はすでに満室だった」と説明する。
いわゆる“ぼったくり価格”への懸念についても、高級ホテル側は否定的だ。コートヤード・マリオット南大門の関係者は「需要に応じて料金を調整することはあるが、社内規定で公示された上限価格(ラックレート)を超える設定はシステム上できない」と話す。繁忙期割引を適用しないだけで、不当な価格つり上げは構造的に不可能だという。
一方、懸念が集まるのは、明洞周辺のビジネスホテルや光化門近くの中小規模宿泊施設だ。現時点では3月末の予約にまだ余裕があるものの、ハイブから正式発表が出れば、世界中のファンが一斉に予約に動き、瞬く間に「部屋取り競争」が始まるとみられている。
高級ホテルの予約はすでに出遅れたと判断したファンが多く、今後は中価格帯施設に需要が集中する可能性が高い。
問題視されているのは、一部の宿泊業者による便乗値上げだ。管理体制が比較的厳格な高級ホテルと異なり、中小宿泊施設の中には、需要急増時に既存予約を一方的に取り消し、高額で再販売するケースが過去にも見られた。
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