2024 年 10月 22日 (火)
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「35分だけでも中毒なのに」TikTokに没頭する韓国人「91分」

ティックトックのロゴ(c)Reuters/news1

プラットフォームのグローバル強者であるTikTok利用者が韓国国内でも急増するなか、行き過ぎた利用を懸念する声が高い。ショートフォーム中毒になるには、たった35分で十分だ、というのがTikTokの自主診断だ。

米公共放送会社NPRの報道によると、米ケンタッキー州政府当局が、TikTok運営会社のバイトダンスを相手に提起した訴訟の中で、TikTokの中毒性や関連データが含まれたバイトダンスの内部文書が明らかになった。バイトダンスは自主的にTikTok中毒に対する危険性を把握していた。TikTokが特に青少年の間で中毒性が大きいという事実を認識し、自主研究を通じて子どもたちの精神的・社会的発達に及ぼす被害も認めたことがわかった。

特に、TikTokの利用習慣が定着するためには、1人が260の動画を視聴すれば十分だと判断している。該当文書で州政府当局者は「TikTokの動画は8秒程度と短く、視聴者のために素早く自動再生される。したがって、利用者は平均35分以内にTikTokに中毒になる可能性が高い」と記されている。

このような研究結果を韓国のTikTok利用実態に適用すれば、国内のショートフォーム中毒は非常に深刻だ。

モバイルインデックスによると、今月13日時点で国内のTikTok利用者の1人当たり1日平均利用時間は91分。バイトダンスが中毒の可能性に言及した35分の2.6倍レベルだ。ショートフォーム視聴専用アプリ「TikTokライト」でも、韓国の利用者は1人当たり73分視聴している。

韓国国内利用者のTikTok中毒現象は、競合するSNSよりはるかに深刻だ。X(旧ツイッター)は60分、インスタグラムは52分の利用時間だった。

(c)MONEYTODAY

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