
韓国のオンラインコミュニティにこのほど、「幼い頃から父の悪口を聞かされ続けてきた」という女性の投稿が掲載された。母親から長年にわたって父親や義理の家族の悪口を聞かされ、苦痛でならないという内容だ。
女性によると、母親は自分自身を「とても公平で理性的な人間」だと思っている。ところが実際には、父親や義父母、義姉妹など周囲への不満や悪口を何十年も口にしてきた。
「母は自分がどれほどつらいかを30年間ずっと私に話し続けてきた。母が苦しんでいるのは分かっていたから、これまでずっと聞いてあげていた」。女性はこう話す。
しかし、次第に自分自身が否定的な考え方に支配されて生きづらさを感じるようになったので、「もうその話はやめてほしい。私もつらい」と母に伝えた。
母親は「私がどれだけつらかったか分かる? 誰も私を分かってくれなかった」と怒りをあらわにしたが、もう限界だった。
「もうやめて。お母さんは自分が公平だと思ってるけど、実際はどれだけ自己中心的か分かってる? 私は10歳のときから父の悪口を聞かされ続けた。自分の子どもにはそんな思いをさせたくなくて、夫や姑の悪口は一切していない。私がどれだけつらかったか一度でも考えたことある? なぜ姉たちには言わずに私にばかり言うの?」とぶつけた。
このやり取りは最終的に口論となり、女性は「もう母の愚痴をこれ以上聞けない。聞いていると、自分が底なしの沼に落ちていくような気分になる。私も生きなきゃいけない。こんな私、ひどいのかな?」と綴った。
この投稿には、「それは立派な心理的虐待」「親の感情処理を子どもに押しつけてはいけない」「頻繁に言われ続けてきたからこそ怒りが爆発したのだろう」など、共感と同情の声が相次いだ。
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