韓国eコマース業界は11月を「ショッピングの月」とみなし、イベント開催などで消費者との接点を広げる。
11月は、中国最大のショッピングフェスティバル「光棍節」や米国のブラックフライデーなどが開かれる。韓国のeコマース業界はここ数年間、グローバルショッピング需要に合わせて11月、年中最大のショッピングイベントを企画してきた。
今年はエンデミックでeコマースショッピング需要が一段落したうえに、物価高や高金利の影響で消費心理まで萎縮した。eコマース業界は例年に比べて、行事期間を増やしたり行事品目を拡大したりして11月の売り出しにさらに力を入れる。
11番街は来月1~11日、年内の最大のショッピングフェスティバル「2022十一節フェスティバル」を開催する。これに先立ち、事前予約イベントを今月31日まで開催する。商品数は昨年より80%増の540個とした。本行事である十一節フェスティバルではサムスン電子、LG電子、アップル(Apple)、アモーレパシフィックなど国内外のトップブランドが参加する。
TMONも来月1~11日、年間最大規模のプロモーション「モンスター節」を開催する。エンデミックの流れに従って行事期間中にイディヤコーヒー、カンブチキンなどティモンパートナーの主要売り場内のデジタルサイネージを通じてモンスター節を広報するなどオフラインでの消費者との接点を広げる。
Gマーケットとオークションでも31日から来月11日まで年内最大のショッピングフェスティバル「ビッグスマイルデー」を開催する。今年は価格競争力に焦点を合わせ、割引幅を大幅に増やした。最大30万ウォンまで割引が受けられる高額クーポンを行事期間だけで計4回、重複支給する。
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