
韓国忠清南道瑞山市(チュンチョンナムド・ソサンシ)で、30代の男に殺害された女性の姿を捉えた防犯カメラ映像が公開された。
瑞山警察署によると、2日午後9時半ごろ、運動のため外出した女性(41)が帰宅しないことを心配した家族が警察に通報。捜索の結果、翌3日午前3時35分に瑞山市内の歩道で遺体が見つかった。
警察は現場付近の防犯カメラ映像の捜査などから容疑者を特定し、同日午前、瑞山市内の自宅で緊急逮捕した。男は「投資詐欺の被害に遭い、極度のストレスから道で偶然出会った女性を殺した」と容疑を認めているという。
韓国の放送局JTBCが4日に公開した防犯カメラ映像には、傘をさして人通りのない歩道を歩く女性の姿が映っていた。しかし約10分後、道路に女性の傘だけが残されていた。
男は現場周辺で約1時間にわたって襲う相手を物色し、偶然見つけた女性に襲いかかったらしい。調べによると、2人の間に面識はなかった。
男には知的障害があり、障害者雇用事業を通じて瑞山区役所で障害者支援業務に従事していた。
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