韓国の美容室で、女性客が10ウォン(約1円)硬貨を店内のあちこちに置いて立ち去るという不可解な行動が防犯カメラに捉えられた。美容室の経営者がこのほど、インスタグラム映像を共有し、「10ウォン硬貨による嫌がらせの犯人がわかった」と伝えた。
防犯カメラの映像には、今月12日午後、1人の女性が美容室内を歩き回りながら、浄水器の下や床、棚の上などに何かを置いたり投げたりする様子が映っていた。女性は予約なしで初めて来店してパーマを希望し、順番を待っている際にこんな行動に出た。
10ウォン硬貨は店内の計9カ所で見つかった。経営者が占師や霊媒師に相談すると、店を潰そうとする一種の呪いで、非常に悪質なものだと説明されたという。
経営者が電話をかけ「置いていったものを持ち帰ってほしい」と伝えると、女性は風邪を理由に来店を拒否した。硬貨を置いた理由や呪いに関して聞くと「申し訳ない。片付ければいい」とだけ答えたという。
経営者は「迷信は信じないが、今回は非常に恐ろしく、不快な1週間だった。周囲からは気味が悪いので通報すべきだと言われているが、どうすれば良いかわからない」と吐露した。
ネットユーザーからは「自分も被害に遭った。1週間連続で店のドアの下に10ウォン硬貨を差し込まれた」「同業者か嫉妬心の強い人物の仕業ではないか」「奇妙な人が多い。不快だ」といった反応が寄せられている。
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