2025 年 8月 29日 (金)
ホーム社会「1杯1400円」韓国デリバリーおかゆ店、実は“レトルト温めるだけ”の疑惑

「1杯1400円」韓国デリバリーおかゆ店、実は“レトルト温めるだけ”の疑惑

(c)news1

韓国のデリバリー専門のおかゆ店が、調理せずレトルト食品を温めて提供しているという情報がオンラインコミュニティで注目されている。

「火元」はアルバイト配達員の投稿。12日、複数のオンラインコミュニティで共有された。配達員は「ここは配達のおかゆ店。一杯の単価が1万3500ウォン(約1435円)」だとして1枚の写真を添付した。

写っているのはレトルトの▽エゴマきのこがゆ▽牛肉がゆ▽きのこ野菜がゆ――などで、公式ホームページのイベントで50%割引の4980ウォン(約530円)で購入できる商品だ。

配達員は「ここはおかゆ専門のチェーン店ではない。複数の業種を扱う店だ。注文の際、登録された店舗名と情報をよく確認すれば、こういった店舗を避けられる」と語った。

ネットユーザーの中には「10年前からこのやり方だ。市販の商品を仕入れて電子レンジで温め、材料を少しだけ加えて味を調えて配達する。調理はしていない」という声もあった。

また「牛肉がゆの通販価格、配達料、配達アプリとカード手数料、容器と備品の値段を引くと純利益は5395ウォン(約574円)。家賃やガス・電気代もある。生鮮食品の価格変動や在庫管理を考えると、こういった営業形態にならざるを得ない部分もある」と擁護する意見もあった。

江南・瑞草(カンナム・ソチョ)で配達員をしている別のユーザーは、特定の店名を挙げ「配達専門の店はどこもかゆを温めて提供している。消費者をバカにしてる」と糾弾した。

ネット上では「深夜営業や24時間営業の配達アプリ店はだいたいこう」「隣町の参鶏湯の店に行ったら袋入りのレトルトを鍋に入れ、ネギをちょっと刻んで出してた」「温めて容器に入れて渡すだけでこの値段か」といった批判的な反応が殺到している。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular