2025 年 1月 24日 (金)
ホームライフスタイルトラベル「1日早く来た」…韓国・旧正月連休で混雑する空港、ホテルで待機する旅行客増加

「1日早く来た」…韓国・旧正月連休で混雑する空港、ホテルで待機する旅行客増加

23日午前、仁川国際空港第1ターミナルの出国カウンター(c)news1

韓国の旧正月連休中に100万人を超える旅行客が海外に出発すると予想される。出国手続きの長い待ち時間を避けるため、出発の前日に空港周辺のホテルに宿泊する「ホテル待機族」が増えている。

1泊4万~6万ウォン程度で宿泊できる仁川空港近隣のカプセルホテルはすでに予約が満杯となり、高級ホテルも通常より宿泊率が大幅に上昇している。

仁川国際空港内のホテルは、第1・第2ターミナル両方とも、1月23日から30日までの連休中、全室が予約で埋まっている。また、空港近くの他のカプセルホテルでも同様に予約が締め切られた。

空港近隣でシャトルバスを運行する高級ホテルもほぼ満室に近い状況だ。パラダイスシティは平均93%、ネストホテルは95%の宿泊率を記録している。

近年、仁川国際空港では混雑が深刻化しており、出発客が通常の2~3時間前ではなく、3~5時間前に空港へ到着するケースが増えている。海外旅行需要の増加と空港内の人員不足が主な原因とされている。

民主労総公共運輸労組仁川空港支部によると、拡張開港後に必要とされる人員は1135人だが、現状は大幅に不足している。仁川空港公社は来月、110人の追加配置を予定しているが、ピーク時の対応には不十分との指摘もある。

このため、仁川国際空港公社は保安検査場の早期オープンや追加の検査機器運用などで対応を強化する方針だ。また、空港鉄道では特別輸送対策として、旧正月当日(29日)と翌日(30日)に最終便の運行区間を延長し、ソウル駅と仁川空港第2ターミナル駅で臨時列車を運行する。

仁川国際空港公社と韓国空港公社の資料によると、1月24日から2月2日までの10日間、国内6カ所の国際空港で計134万295人が海外に出発すると見込まれる。

(c)news1

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