日本のプロレスで「頭突き王」の大木金太郎として活躍した故キム・イル(金一)さんの銅像が故郷の韓国・全羅南道(チョルラナムド)高興郡(コフングン)錦山面(クムサンミョン)に建立された。
高興郡とキム・イル記念事業会によると、錦山面(クムサンミョン)にある「キム・イル記念体育館」で27日、銅像の除幕式が開かれた。
キム・イルさんは1960~70年代、頭突き一発で国内外のプロレス界に君臨して、国民に希望と勇気を与えた韓国のスポーツ英雄だ。銅像の除幕は、故人を偲び功績を広く知らせるための民選7期公約事業で、4億4000万ウォン(約4258万円)を投入し、青銅の高さ5mの銅像が建立された。
社団法人キム・イル記念事業会のキム・スンギル運営委員長は「キム・イル記念事業会会員の熱望と郡の積極的な支援により、ついに長年の宿願であったキム・イルさんの銅像を建立することができた」と述べた。
ソン・グィグン高興郡長は「キム・イル選手が大韓民国の英雄として長く記憶されるよう郡でも最善を尽くす。広報センター建設もうまく推進され、観光の活性化に役立ててほしい」と述べた。
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