2025 年 11月 13日 (木)
ホームエンターテインメント「韓流NewJeansをミン・ヒジン氏が選んだ」に反論…韓国大手事務所が契約映像を証拠提出

「韓流NewJeansをミン・ヒジン氏が選んだ」に反論…韓国大手事務所が契約映像を証拠提出

ガールズグループ・NewJeans=ADOR提供(c)NEWSIS

韓国の大手音楽企業HYBE(ハイブ)傘下のレーベル、SOURCE MUSIC(ソースミュージック)は、同じ傘下のADOR(アドア)の前代表、ミン・ヒジン氏を相手取った損害賠償請求訴訟で、ミン・ヒジン氏が「NewJeans(ニュージーンズ)メンバーを自分がキャスティングした」と記者会見で主張した点を反論し、実際の練習生契約当時の映像を証拠として法廷に提出した。

ソウル西部地裁で11月7日に開かれた同訴訟の第4回弁論期日で、SOURCE MUSIC側は、ミン・ヒジン氏による「HYBEが最初にガールズグループをデビューさせるという約束を破った」などの主張を全面的に否定した。

SOURCE MUSICが提出した契約当時の映像には、メンバーのヘリンの母親が「(キャスティング担当者が)安養まで来てくださったのがとても不思議だった」と語る場面が含まれていた。また、メンバーのダニエルについては、他の芸能事務所の練習生だったが、担当スタッフのSOURCE MUSICへの移籍に伴い、共にキャスティングされたと説明された。

ダニエルの契約映像には母親が「デビューチームに入れなかった場合は、ソースに残るか他社に移るか選ばせてほしい」と発言する様子も記録されていた。

さらに、SOURCE MUSIC側は、メンバーのヘインは当時SOURCE MUSIC代表だったソ・ソンジン氏が自ら保護者を説得したケースであり、ハニを選んだオーディションにミン・ヒジン氏は審査員としてすら関与していなかったこと、そしてミンジはミン・ヒジン氏がアドアに合流する以前に既にSOURCE MUSICが選出していたと明らかにした。

一方で、ミン・ヒジン氏が主張した「NewJeansをHYBE初のガールズグループとしてデビューさせる約束が守られなかった」という点についても、ミン・ヒジン氏自身の社内メッセージや発言を引用して反論した。2021年7月8日に社内チャットツールでミン・ヒジン氏は「LE SSERAFIMがいつデビューしても構わない。ただし、NewJeansはM(ミン・ヒジン)レーベルに移して、最初のチームとして運営したい」とHYBEのパク・ジウォンCEO(当時)に送っていた。

さらに、2021年8月12日に知人との会話で「私も最後に登場したい。主役は最後でしょ」と語り、NewJeansがLE SSERAFIMより後にデビューすることを望んでいたことを示す証拠も提出された。

また、ミン・ヒジン氏が過去の記者会見で「SOURCE MUSICは練習生を売るチンピラのような存在だ」と述べたことについて、SOURCE MUSICは「新人を育成しデビューさせるには、イメージと信頼が不可欠であり、ミン・ヒジン氏の発言は会社の基盤を根底から揺るがし、従業員や所属芸能人に深刻な被害をもたらした」と非難した。

この訴訟は、ミン・ヒジン氏が記者会見でSOURCE MUSICとLE SSERAFIMに言及し、SOURCE MUSIC側に損害を与えたとして、SOURCE MUSICが損害賠償を求めて提起したもの。

(c)NEWSIS

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