韓国の青年がロシア軍に志願入隊した――。ロシアメディア「論拠と事実」(AIF)は14日、こんな話を紹介した。韓国青年は、ソウルからドンバス(ドネツク・ルハンスク)に来て、ロシア国際旅団に志願入隊したという。
「Kinzer」というコールサインで呼ばれ、自分の身元や年齢、姿などを徹底的に隠してインタビューに応じた。
青年はロシアに来たきっかけを聞かれ、「ソウルに住みながら、ロシアが大好きだということを悟った」「西側諸国は今、没落している。LGBTの議題がいたるところで宣伝され、欧州や米国でそうしたことが普遍化した」と主張した。
また青年は「トランプ氏は良い大統領だったが、バイデン大統領の下で米国の状況がさらに悪化した。米国はさらに自由主義化が進み、他国に対して自分たちの価値観を強要している」と指摘した。
そのうえで「ロシアは依然として伝統的な生き方を維持している」「プーチン氏は世界で最も安定した大統領の一人であり、私は彼を信頼する。だから私はこれからロシアに住みたい」と語った。
最後にウクライナのゼレンスキー大統領について問われ、「彼は寄生虫だ。それについてこれ以上言うことはない」と不快感を示した。
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