韓国コンテンツ産業界が、グローバル知的財産権(IP)を確立しようと取り組んでいる。効果的なIPができれば、K-POPグループ「BTS(防弾少年団)」を越えるほどの付加価値創出も可能になるとみている。人気IPはゲームやアニメーション、ウェブトゥーン、映画、ドラマ、グッズなどにも拡張可能だ。
IP拡張の模範といえば、世界のコンテンツ業界を主導する「ディズニー」だ。韓国のオンラインゲーム会社「ネクソン(NEXON)」の創業者だった故キム・ジョンジュ(金正宙)氏は「ディズニーの100分の1だけでもついて行きたい」と生前、よく語っていたという。
最近はネクソンだけでなく、多様な会社が同様の試みをしており、ゲームIPをベースにした映画・ドラマ・アニメーションなどを製作し、新しい収益モデルにする方針だ。
ネクソンやNCソフト、ネットマーブル、スマイルゲート、クラフトン、Com2uSなど、各社がエンターテインメント事業に領域を拡大。エンターテインメント会社「HYBE(ハイブ)」は、BTSのIPを活用したゲームを発売するなど、新たな可能性を探っている。
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