韓国中小ベンチャー企業省の外国人創業者の国内誘致プログラム「K-スタートアップグランドチャレンジ」に申請した外国人創業チームが1716チームで、この5年間で最低だったことがわかった。
同省によると、「K-スタートアップグランドチャレンジ」申請者数は▽2020年2648チーム▽2021年2568チーム▽2022年2653チーム▽2023年1924チーム▽2024年1716チームだった。特に今年は新型コロナウイルス感染のパンデミックで移動が難しかった2020年よりも900チーム余りが減った。
業界では、韓国が言語や文化、ビザ発給などで参入障壁が高く、外国人創業チームの関心が減っているのではないかという指摘が出ている。ただ、中小ベンチャー企業省は、全体の事業予算など制度的な変化はないとしている。同省関係者は「募集企業が60社から40社に減り、選定された企業が受け取る賞金などの恩恵はさらに大きくなった」と話した。
同省は今年受け付けた1716チームのうち、書類・発表評価を通じて19カ国40チームを最終的に選んだ。
選定チームは分野別にIT・ソフトウェア11チーム（27.5％）、ESG（環境・社会・支配構造）やグリーンテック10チーム（25.0％）、バイオ・ヘルスケア6チーム（15.0％）の順だった。大陸別では、アジア22チーム（55.0％）、欧州10チーム（25.0％）、米国8チーム（20.0％）の順だった。
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