2025 年 9月 11日 (木)
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「離婚したら財産は折半」…韓国・婚前契約を拒んだ花嫁候補「離婚を前提に結婚?」

(c)news1

結婚を控えた韓国のカップルが「婚前契約書」を巡ってもめた事例が、ヤン・ナレ弁護士のYouTubeチャンネルで紹介された。

30代半ばの男性は交際3年の恋人と結婚準備を進めている。だが、親が離婚する際に間近で激しい財産争いを見た経験から、自ら婚前契約書を作成した。「結婚前の財産は各自所有」「結婚後の共同財産のみを共有」「離婚の際、過失が明確でなければ慰謝料なしで共同財産を半分に分ける」という内容だ。

男性は「自分の収入が多いので、むしろ妻に有利だと考えた」といい、恋人に契約書を示した。すると彼女は「離婚を前提に結婚するのか」と泣いて席を立ち、翌日には「この話をもう一度でもしたら結婚しない」と強い口調で告げたという。

男性は「合理的な内容だと思う。なぜそんなに気分を悪くするのか理解できない」と疑問を投げかけ、法律的な効力についても知りたいと相談した。

これに対し、ヤン・ナレ弁護士は「私でも怒るだろう。『離婚を想定しているのか』『私がお金を奪うと思っているのか』と感じ、裏切られた気持ちになる」と指摘。「相手が不快に感じることは受け入れるべきだ」と助言した。

また「離婚を前提とした財産分割契約は効力がない。財産分割請求権は離婚時に初めて発生するため、離婚していない段階での取り決めは無効」と説明した。

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