韓国で資産家が金をためた手段について尋ねたところ「不動産」という回答が最も多かった。ただし不動産不況で回答率は2021年以降持続的に下落。半面、暗号資産(仮想通貨)に注目する割合が高まっている。
MONEYTODAYがKスタットリサーチに依頼して実施した調査によると、「資産家が主にどんな方式で財産を集めたと思うか」という問いに66.4%(重複回答含む)が「不動産など実物投資」と答えた。
続いて▽相続や贈与31.0%▽創業や企業経営25.1%▽株式など金融商品投資23.4%――などの順だった。ビットコインなど仮想通貨投資は6.0%だった。
「不動産」という回答は2010年以降15年間不動の1位。不動産景気が活況だった2021年には76.0%に達した。
しかし、不動産景気が下落局面に入り「不動産」の回答は徐々に低下。今年の割合66.4%は前年(69.1%)比2.7ポイント下落した。
(c)MONEYTODAY