コンテンツ新事業競争に飛び込んだ韓国の通信各社がスポーツ分野に力を入れる。種目ごとにファンが明確で、利用者との接点を拡張できる分野だ。最近、製作単価が急騰したドラマ・芸能などオリジナルコンテンツに比べ「コスパ」が高い。リアルタイム中継は5G技術力を誇示できる分野という点も通信会社と「相性」が良いという評価だ。
SKテレコムは13日、「A.tv(エイドットテレビ)」を通じてKBLプロバスケットボールの全試合とKBOプロ野球ポストシーズン全試合を生中継すると明らかにした。「A.tv」は、SKテレコムの人工知能(AI)「A.」内で提供される無料映像コンテンツサービスだ。今年7月、「A.」アップグレードを通じて初めて披露された。
これまで映画・ドラマ・スポーツ・ニュースなど24チャンネルを提供しており、今回、「秋の野球」とプロバスケットボールも追加した。プロ野球KTウィズとKIAタイガースのワイルドカード戦をはじめ、準プレーオフ・プレーオフ・コリアンシリーズまですべての試合、また15日開幕するプロバスケットボール2022-2023シーズン全試合の生放送、ハイライト、ショートフォームコンテンツを提供する。今後、視聴者が応援する競技、好きな選手の映像をAIが自動編成する機能も追加する。
LGユープラスは統合スポーツコミュニティプラットフォームを標榜する「スポッキー」を12日に披露した。既存の「U+プロ野球」と「U+ゴルフ」サービスを統合し、サッカー・バスケットボール・バレーボール・ビリヤード・ボウリング・釣りを加えて計8種目を提供する。
利用者は種目別に韓国内外の多様なリーグの最新ニュースと人気ユーチューブ、放送映像などを視聴することができる。特にすべてのニュースと映像にコメントをつけることができる「スポーキートーク」機能を支援する。LGユープラスはポータルサイトスポーツニュースからコメント機能が消え、ファン間のコミュニケーションに物足りなさを感じた利用者への良い代案になると自信を持っている。
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