2024 年 10月 31日 (木)
ホーム社会「配達料理に髪の毛」の“灰色”クレーム2回…「次は無料で」という店の善意に“6倍の注文”ふっかけた韓国トンデモ客

「配達料理に髪の毛」の“灰色”クレーム2回…「次は無料で」という店の善意に“6倍の注文”ふっかけた韓国トンデモ客

(c)news1

舌が痺れ、ピリッと辛い中国発のスープ料理「麻辣湯(マーラータン)」。韓国でこれを2度、配達アプリで注文し、2度とも「髪の毛が入っていた」として払い戻しを求めた客がいる。店側は不審に思いつつも「おわびに次回は無料で提供する」と申し出ると、通常の6倍の料理を要求してきた――。麻辣湯店店主の嘆きがオンラインコミュニティに投稿され、拡散されている。

投稿によると、数週間前、ある客が配達アプリを使って麻辣湯を注文した。しばらくすると、その客から「中に髪の毛が入っている」と電話でクレームが入った。店主は「この店は衛生キャップをかぶって仕事をする。ただの一度も、そんなことはなかった」と釈明しつつも、“髪の毛が入る可能性もゼロではない”と考え、払い戻しに応じたうえ、もう1杯作って送った。

数日後、同じ客から麻辣湯の注文が入り、再び「髪の毛が入っている」とクレームの電話がかかってきた。店主が「もう一度、作る」と伝えると、客は払い戻しを要求した。

料理を回収しても髪の毛はなかった。客に電話をかけて「なかった」と告げると、客は「捨てた」と主張し、しばらくして「中に入っていた」という髪の毛の写真を送ってきた。

店主は“客が自分の髪の毛を抜いて写真に撮った”と疑いつつも再び払い戻しに応じ、「次に食べたい時、連絡をくれれば無料で提供します」と申し出た。

その翌日だった。同じ客から注文が入った。麻辣湯とともに、あらゆる具の注文があり、合計金額は6万ウォン(約6600円)に膨れ上がった。通常、麻辣湯は1万ウォン(約1100円)程度。

客は次のように伝えてきた。

「先日、次は無料にしてくれると言ってくれたので、そうした。ダメならキャンセルしてもいい」

店主は約束を守り、言われるまま料理を提供した。

だが、わだかまりが残っている。

「でも妙な気分だ。私はお客さんにはサービスするほうだ。間違って出した料理は払い戻し、作り直すことも惜しまない。でも今回はすっきりしない。いやがらせなのか、本当に食べたくて注文したのか、わからない」

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