韓国のあるオンラインコミュニティに21日、料理の配達を巡る驚くような事件の投稿が上がった。
書き込んだ飲食店経営者によると、6月19日午後9時ごろ、配達アプリを通じて6万ウォン(1ウォン=約0.11円)分の配達注文を受けた。ちょうど商売がうまくいかない時期でもあり、気持ちよく商品の料理を作ったという。
その後、商品を配達員に渡したが、しばらくして配達アプリを通じ、一方的に注文が取り消しになったことがわかった。
経営者は、配達アプリのカスタマーサポートに連絡すると、客が「商品を受け取れなかった」と主張したことがわかった。
配達員に電話してみると、自身につけていたボディーカメラの映像で、客が確かに商品を受け取ったことを確認できた。注文には酒も含まれていた。
経営者は客に電話したが、反応がなかったため、配達員や警察とともに客の家を訪れた。すると、客の親子は商品である料理を食べていたという。経営者が「なぜ電話に出なかったのか」と尋ねると、娘が「なぜ電話に出なければならないのか」と開き直った。
経営者は、客が謝罪もせずに嘘をついたとし、詐欺罪と無銭飲食で告訴するという。
ネットユーザーからは「盗人猛々しい」「必ず処罰し、同様のことが繰り返されないことを願う」などの反応が上がった。
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