インターネットで知り合った韓国軍入隊予定者と、軍人給与を折半する約束で「身代わり入隊」したとして、韓国の検察当局は、20代後半の男性を病役法違反、偽計公務執行妨害、住民登録法違反の罪で起訴した。
調べによると、この男性は、入隊予定だった20代前半の人物と共謀し、7月にその人物の身分証を使って江原道(カンウォンド)内の陸軍新兵教育隊に入隊し、3カ月間軍生活を送った。身分確認時に軍当局は不正を見抜けなかったという。
事件は共謀者が兵務庁に自首したことで明るみに出た。その際、共謀者は「過ちに気づき、怖くなった」と供述したという。代わりに入隊した男性は「生活費を賄うため」と話している。
兵務庁はこの事件を受け、代理入隊の全数調査を実施し、他に類似の事例がないことを確認したとしている。
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