
中堅企業オーナーの息子である夫の不倫と離婚要求に直面した女性の相談が韓国で紹介され、波紋を広げている。
4月8日に放送されたYTNラジオ番組によると、相談した女性は元客室乗務員で、知人の紹介で現在の夫と出会い結婚した。結婚後は仕事を辞め専業主婦となり、3人の息子を育ててきた。
しかし夫の会社の業績悪化を機に家庭状況が一変した。夫は義父との対立をきっかけに家を出て、別居状態となった。
女性は夫が残したパソコンを確認し、別の女性との親密なやり取りを発見した。相手は外資系航空会社の客室乗務員だったという。女性は関係解消を求めたが、夫はその女性の家で生活を続けていた。
義両親に相談すると、義父は「戻るまで待ってほしい」と求め、女性を会社の名義上の従業員とし、毎月の給与と現金を支給していた。
それでも女性は関係修復を期待して夫を説得し続けたが、最終的に夫から離婚訴訟を起こされた。内容は「財産はすべて夫名義であり、分与なしで離婚する」というものだった。
さらに義父が夫に対し不動産を事前に贈与していた事実も判明し、女性は強い不満を抱いている。現在は「慰謝料を請求して離婚すべきか、それとも争うべきか」と悩んでいる状況だ。
専門家は、韓国の裁判所が原則として有責配偶者からの離婚請求を認めない立場を取る点を指摘し、「不倫をした側からの離婚請求は特別な事情がなければ認められにくい」と説明した。
また、別居中であっても婚姻関係は継続しているため、夫名義の財産であっても分与対象となる可能性があるとし、妻の貢献が認められる余地があると指摘した。
一方で、祖父による養育費支払いは法的義務ではなく、自発的な合意に依存するため強制には限界があるとも説明している。
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