2026 年 2月 22日 (日)
ホーム社会「譲ったのは座席ではなく生き方」…韓国・旧正月の車内で広がった静かな感動

「譲ったのは座席ではなく生き方」…韓国・旧正月の車内で広がった静かな感動

(c)news1

旧正月の帰省シーズンで混雑する韓国の列車内で、赤ちゃんを抱え立ち続けていた女性に夫婦が座席を譲った出来事が、静かな感動を広げている。

会社員向け匿名コミュニティ「ブラインド」に17日、「きょう列車で泣きそうになりました。本当にこんな方々がいるんですね」と題した投稿が掲載された。投稿者の女性は「一生忘れられない出来事だった。あの時の恩人に思いが届けばと願って書く」と記した。

女性によると、午後3時47分に栄州から清凉里へ向かう列車に乗車したが、旧正月の影響で立ち席しか確保できず、車内は足の踏み場もないほど混雑していた。ベビーカーの赤ちゃんが泣き続けたため、抱っこひもで子どもを抱えたまま立っていたという。

その際、男性から「どこまで行かれますか。空席がありますよ」と声を掛けられた。案内された席には穏やかな表情の女性が座っており、2人は夫婦で、予約していた2席のうち1席を女性と赤ちゃんに譲った。夫婦は1席に寄り添って座り、女性親子に窓側の席を勧めたという。

清凉里駅まで1時間半以上あったが、夫婦は「大丈夫ですよ」と笑顔で応じた。到着後、女性が連絡先を尋ねると、夫婦は「赤ちゃんを元気に育ててください」とだけ言い残し、名も告げずに去った。

女性は「譲ってもらったのは単なる座席ではなく、生き方そのものだった」と振り返る。投稿を受け、ネット上では「思いやりは簡単ではないが尊い」「次は自分が誰かを助けたい」といった反応が相次いでいる。

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