日本の植民地からの解放記念日「光復節」(15日)の黄金連休を前に、日本旅行を計画する韓国の旅行者らが「南海トラフ地震臨時情報」による渡航をためらうなか、あるネットユーザーが投稿した辛辣な意見が韓国で大きな話題になっている。
オンラインコミュニティ「ボバードリーム」に11日、「8月15日に日本旅行に行くMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の売国奴がいるだろうか?」というタイトルの投稿があった。
投稿者は「金曜日(16日)に有給休暇を使えば木曜日から日曜日まで休める。この機会を逃さず8月15日に日本に行く売国奴たちは、ぜひとも目を覚ましてほしい」と呼び掛けた。
そのうえで「日本に行ったことをSNSで自慢しないでほしい」「西大門刑務所や独立記念館に行って堂々と自慢しよう」と訴えた。
この投稿に対し、ネットユーザーらは次のような反応を示している。中には心ないコメントも記されている。
「日本に行ってSNSに太極旗(韓国国旗)を振る写真を投稿すれば認める」
「行くのは自由だが、一銭も使わずに『独島(島根県竹島の韓国名)は我々の領土!』と叫べばいい」
「光復節の前後に大地震が来ることを祈る」
「円高が進んでいるので、今でなければ行けないと考えている人が多いのだろう」
「他の日ならまだしも、光復節に日本に行くのは本当に理解できない」
「光復節には独島に行くべきだ」
光復節連休に日本を訪れる観光客の需要は減っていない。ただ、連休を前に地震情報が出たことで、旅行者らは日本の状況を注意深く見守っている。業界関係者は「キャンセルではなく、現地でのスケジュールが予定通り遂行できるかを確認している」と話している。
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