配達した食べ物の箱に「虫がいる」というクレームで払い戻しに応じたのに、回収した商品がほとんど食べられていたことに韓国の自営業者が怒りを爆発させている。
自営業者オンラインコミュニティ「痛いから社長だ」によると、デザートカフェの経営者が3月30日午後11時ごろ、3万ウォン(約3300円)相当のショートケーキの注文を受けた。ところが配達後、客から「箱に虫がいた。払い戻してほしい」という要請があった。送られてきた写真には白い箱の中に小さな虫のようなものが写っていた。
経営者は配達プラットフォームを通じて決済を取り消し、食べ物をそのままにしておくよう頼んだ。だが、約1時間後に回収された箱を開けると、3個あったショートケーキはほとんど食べられた状態。飲み物は回収できなかった。
食べ物を回収した配達運転手によると、その客は同日午前にも、他の業者に払い戻し要請をしていた。経営者は「偶然ではないだろう。詐欺罪で告訴したいが、対処がややこしい。悔しい」と吐露した。
ネットユーザーたちは「おいしかっただろう」「配達運転手が証人で良かったが、このまま見過ごすと他の店もやられそうだ」「食べ物を回収できなければ払い戻しを拒否すべきだ」などの反応を示した。
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