2025 年 5月 17日 (土)
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「若返った?」韓流俳優の変化に驚き…“生気を取り戻す”まぶたのリフト手術

2023年11月28日、映画「1勝」の記者会見で笑顔を見せる俳優ソン・ガンホ(c)MONEYTODAY

韓国の俳優ソン・ガンホが昨年、映画「1勝」の製作発表会で、感情表現のために上眼瞼形成術(まぶたのリフト手術)を受けたと明かして話題を呼んだ。「右目の瞳がカメラの角度によっては見えにくい」と気づき、「俳優としては目線を見せることが重要」と考え手術を決意したという。

この手術に関心を寄せるのは芸能人に限らない。外見や自己管理に積極的な40~60代の中高年層を中心に、上眼瞼形成術の需要が急増している。

韓国形成外科学会によると、2023年の40代女性における目元整形の割合は2018年比で25%増加。また、加齢による「眼瞼下垂(まぶたのたるみ)」で診療を受けた患者数も、2013年の1万3179人から2023年には3万9905人に増加し、10年間で3倍以上になった。

上眼瞼形成術は、たるんだ上まぶたの皮膚や脂肪を取り除き、目を開ける筋肉を強化して明瞭な目元を作る手術。見た目の若返りだけでなく、機能的な改善も期待できる。

キム眼科病院・形成眼科センターのペ・ギョンファ専門医は「重く見える上まぶたをなめらかに整えることで、生き生きとした印象を演出できる」と説明する。

まぶたの老化には複数のタイプがある。

・眼瞼下垂+皮膚のたるみ+眉毛の下垂がすべてある

・皮膚のたるみ+眉毛の下垂のみ

・皮膚のたるみのみ

たとえば、眉毛の下垂とまぶたのたるみが同時に起きている場合、まぶたの皮膚だけを切除すると眉と目の距離が近づき、かえって不自然な印象になりかねない。

このようなケースでは、眉毛の下垂を同時に矯正する「眉下リフト」が勧められる。既存の二重ラインを維持したい人や新たな二重を望まない人にも適している。

ペ・ギョンファ氏は「手術前の精密検査で、個々の目の状態を正確に知ることが大切。これにより、術後に起こりうる問題の予防にもつながる」と述べた。

そのうえで「流行の“目のスタイル”をひたすら追うのではなく、自分に合った方法を選ぶことが、納得のいく仕上がりと満足度の鍵になる」ともアドバイスしている。

(c)MONEYTODAY

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