
結婚式を挙げたばかりの韓国の女性が28日、親友が祝辞で自身のうつ病歴や自傷行為の過去に言及したことで激しく傷ついたと訴えた。
女性は4年前に重いうつ病を患い、自傷行為に至ったことがある。その際、祝辞を述べた親友が病院に駆けつけてくれたことをきっかけに深い信頼関係を築いてきた。女性は治療を経て薬を断つこともでき、現在は夫と安定した生活を送っている。
しかし、先月の結婚式で親友は「あなたが命を絶とうとした時、胸が張り裂けそうだった」「新郎の努力に感謝する」など、過去の精神的な苦悩に触れた。さらに新郎の両親に向かって「彼女は傷を抱えていますが、愛をもって見守ってください」と語った。
女性は「祝辞という名を借りた攻撃のように感じる。新郎側の親族や参列者、式場関係者にまで知られてしまった」と深いショックを受けた。親友から謝罪はなく、「心を込めた祝辞なのに、そんなふうに受け止められてショックだ」と涙ながらに抗議されたという。
一方、女性の母は式後に涙を流し、夫は「今後彼女とは一切関わらないほうがいい」と強く言った。義両親は何も触れずに過ごしているという。
「彼女は私の一番の支えだった。なぜあんなことを言ったのか分からず、裏切られた気持ちでいっぱい」と女性は訴えており、ネット上でも「名誉毀損にあたる」「祝辞ではなく暴露だ」「即縁を切るべき」といった親友への非難が相次いでいる。
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