
8000ウォン(約850円)のスンデ(豚の腸詰)を注文した客に「肉もまぜたから」と1万ウォン(約1060円)を請求したソウル・広蔵(クァンジャン)市場の屋台に対し、商店主らの組合が10日から19日まで10日間の営業停止処分を下した。組合は「市場全体の信頼を揺るがす行為だ」としている。
騒動の発端は、登録者数151万人のユーチューバー「おかしな菓子店」が投稿した動画。そこには8000ウォン分のスンデを注文したユーチューバーに対し、店主が「肉もまぜたでしょ」と言って1万ウォンを要求する場面が映っていた。ユーチューバーは「肉をまぜてくれとは一言も言っていない」と反論した。
この動画は11月11日午後の時点で1166万回以上再生。屋台の不親切な態度や過剰請求に批判が集中した。
組合は6日と10日に鍾路区(チョンノグ)と面談し、内部会議で処分を決めた。また、当の屋台店主自身も10日に自主的に営業を休止していた。
組合関係者は「今回の決定には、ほかの屋台が同じ過ちを繰り返さないよう警鐘を鳴らす意味もある」と語った。
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