
韓国・蔚山(ウルサン)の激安焼き肉店の店主がオンラインコミュニティに「生ビール1杯しか飲まないなら帰ってください」と書き込み、非難を浴びている。
発端は、客がこのほどオンラインコミュニティへ投稿した「蔚山の焼肉店主のマインド」という書き込み。その店で体験した出来事を記し、店主がSNSに書き込んだ内容を引用している。
そこで店主は「客が肉を焼いてご飯を食べるのを見るため店をやっているわけではない。正直つらい。何のためにここまで来て食事だけして帰るのか」と不満をつづり、「がっかりだ。生ビール1杯だけ飲みに来るなら帰ってください」と言及していた。
客である投稿者は「満席を理由に断るのではなく、酒を飲まないからといって文句を言うのは納得できない。私は肉をたくさん注文した。客の立場として非常に不快だ」と批判した。
この投稿が原因で批判が殺到すると、店主は自ら店名を明かして反論。「肉だけを食べに来るなら来ないでほしい。本当にやりきれない」と主張した。
実際、この店は1人前が牛バラ薄切り6900ウォン(約730円)、豚の三枚肉や肩ロース4000ウォン(約425円)など破格の安さで知られ、酒類の注文で利益を上げているようだ。
一部のユーザーは「値段を聞けば納得」「肉が安い。酒で回収するのは当然」と店主を擁護。一方で「もめる前に経営方針を明記しておくべきだ」「客に文句を言ってネットで張り合うのはやりすぎ」という批判も多く寄せられている。
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