
韓国の女性会社員が今月中旬、オンラインコミュニティに「結婚するなら“家を見ろ”という言葉の意味がやっと分かった」と題して投稿した。相手の「家風」「家族の価値観」を見極めろという重要なアドバイスだ。
夫の実家は旅行の際、同伴しなくても「夫の親の旅費を出すか少なくとも援助する」雰囲気がある。義父母が旅行する場合、夫は進んで費用を負担しようとするので、事実上出さざるを得ない状態だ。
逆に女性の両親は、旅行に一緒に行く際は航空券や宿泊費など全額を出してくれ、娘夫婦だけで旅行する時は小遣いをくれる。裕福だからではなく、娘夫婦に経済的な負担をかけないようにしてくれているようだ。
義実家と外食する際はいつもこちらが払い、義弟はコーヒー1杯おごらない。一方、実家の両親は「子どもにご飯を食べさせることが親の幸せ」と言ってごちそうしてくれる。
女性は「経済力の差よりも情緒的な違いが大きい。相手の家庭とある程度価値観や雰囲気が似ていないと生活していくのはつらい」と結論づけた。その上で「5年以上の交際を経ないと相手の家風は見えてこない」と持論を述べ、外食の頻度、旅行の回数や費用分担など細かな情報の積み重ねが必要だと指摘した。
この投稿に対し、ネットユーザーからは「自分も結婚してから気づいた。実家は何かと与えようとするが、義実家はもらいたがる」「子どもに尽くしたい親もいれば、子どもから見返りを求める親もいる」「家風を見ておけば、夫の価値観もある程度わかる」といった反応が相次いでいる。
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