ソウル市内で「素足歩き」が流行する中、黄土で覆われた歩道の整備が進んでいる。都市で自然に触れられる癒やしの空間として評価されており、各区役所は健康福祉の充実を目指して黄土歩道を広げていく方針だ。
ソウルの各区役所によると、瑞草区(ソチョグ)は良才洞(ヤンジェドン)の文化芸術公園に200メートルの循環型黄土歩道と50メートルの黄土体験場を設けた。
ここでは足湯や足洗い場も備えられており、降雨時も利用できるように屋根も設置されている。
黄土歩道の設置は他の区へも広がっており、松坡区(ソンパグ)の石村湖(ソクチョンホ)公園や東大門区(トンデムング)の踏十里(タプシムニ)近隣公園など、各地で市民が「素足歩き」を楽しめるよう工夫されている。
また、江東区(カンドング)や永登浦区(ヨンドゥンポグ)などでも黄土歩道が設置され、さまざまなイベントが開催された。
ソウル市の関係者は「住民から黄土歩道を設置してほしいとの要望が多く寄せられている。日常生活での癒やしと健康を提供できるよう管理に力を入れていく」と話している。
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